Hi there!
皆さんこんにちは、solcoaです。
今回は、「デンマークでのシェアハウスの探し方と注意点」について解説します。
ワーホリ中のシェアハウス探しは、不安が大きいですよね…(汗)
デンマークでは住民登録が必要なため、ワーホリ生活を始めるためにも、まずは家の確保が必須です。
この記事を通して、デンマークでのワーホリ生活を始める準備を整えましょう!
デンマークのシェアハウス探しは難しい?

デンマークのシェアハウスの探し方を検索すると、「家不足」や「家がなかなか決まらない」という内容をよく目にしませんか?
まずは、デンマークのシェアハウス事情を解説します。
デンマークは物件数が限られている?
デンマークの大都市、特に「コペンハーゲン」や「オーフス」では、シェアハウスの需要が高いため競争が激しいと言われています。
そのため、条件に合うシェアハウスをすぐに見つけるのは難しいということを頭に入れておきましょう。
渡航前からシェアハウス探しを始めたり、渡航後1ヶ月ほど余裕を持って探す期間を設けておくと、焦らずに物件を探せるかなと思います。
「Facebookグループ」や、「BoligPortal」などの物件検索サイトを活用して、早めに情報収集を進めておくことが大切です。
デンマークの家賃の相場は?
つぎに、デンマークの家賃の相場を確認しましょう。
エリアによって、家賃の相場が変わりますよ!
コペンハーゲン
コペンハーゲンの家賃相場は、シェアハウスの個室で、4,500〜7,500DKK/月(約10〜16万円)です。
コペンハーゲンは、デンマークの首都であり、最も家賃が高い地域です。
特に中心部は人気エリアで、家賃が高騰しています。
外国人や学生向けの物件が多く出回っていますが、需要も高く人気のため、早めの内見と契約が必要です。
コペンハーゲン郊外では、中心部よりも若干家賃が抑えられる傾向があります。
オーフス(Aarhus)
オーフスの家賃相場は、シェアハウスの個室で、3,500〜5,000DKK/月(約8〜11万円)です。
デンマーク第2の都市であるオーフスは、学生の街として知られています。
そのため、シェアハウスや学生向けアパートが多いです。
中心部(Aarhus C)や大学周辺は人気エリアなため家賃が高めですが、郊外に行くと比較的安くなります。
また、学期の始まり(9月頃)は学生による賃貸需要が急増するため、物件探しが難しくなります。
オールボー(Aalborg)
コペンハーゲンの家賃相場は、シェアハウスの個室で、2,500〜4,000DKK/月(約5.5〜9万円)です。
北部ユトランド地方の主要都市で、比較的家賃が安いため、学生やワーホリ参加者に人気があります。
中心部(Aalborg Centrum)や大学近くでは物件が集中していますが、郊外に行くほど家賃が下がります。
家賃が抑えられているため、コストパフォーマンスが高いエリアです。
オーデンセ(Odense)
オーデンセの家賃相場は、シェアハウスの個室で、3,200〜4,000DKK/月(約7〜9万円)です。
フュン島(Fyn)の中心都市で、デンマーク第3の都市です。
学生も多く、シェアハウスの物件が豊富にあります。
オーデンセ中心部(Odense C)や大学周辺は需要が高く、家賃もやや高めですが、郊外では比較的リーズナブルです。
公共交通機関が発達しているため、郊外でもアクセスしやすく、比較的安価な物件も見つかります。
シェアハウス選びのチェックポイント
シェアハウスを選ぶ際のチェックポイントを押さえておきましょう!
シェアハウスを選ぶポイントは、以下の3つです。
シェアハウス選びのポイント- 家賃・光熱費・Wi-Fi
- 家具の有無
- ロケーション
それぞれ解説しますね。
1.家賃・光熱費・Wi-Fi
まずは、家賃(レント)を確認しましょう。
先ほど確認した「家賃の相場」を参考にするといいですね!
また光熱費は、家賃に含まれている場合もありますが、別途請求されることもあります。
「光熱費」や「Wi-Fi代」も含まれているかもチェックしましょう。
共有で使っている消耗品(トイレットペーパーなど)に関しては、家賃に含まれていないことが一般的です。
2.家具の有無
デンマークのシェアハウスでは、「家具付き物件(furnished)」と「家具なし物件(unfurnished)」の両方があります。
家具付きの場合、ベッド、デスク、椅子、クローゼットなどが完備されているため、引っ越し後すぐに生活を始めることが可能です。
逆に家具なしの場合は、自分で家具を調達する必要があります。
ワーホリなどの短期間の滞在では、家具付き物件を選ぶ方が経済的です。
3.ロケーション
住むエリアによって、生活の利便性や雰囲気が大きく変わります。
中心部は便利ですが家賃が高いため、郊外を選ぶことで家賃を押さえることができますよ!
またデンマークでは、「バス」「メトロ」「電車」がある程度発達しているため、駅やバス停からの距離を確認しておくと通勤・通学がスムーズです。
シェアハウスの周辺に「スーパー」があるかもチェックしておきましょう。
特に冬は寒く暗い時期が続くため、生活の利便性が快適な生活に直結します。
デンマークのシェアハウス探しにおすすめのサイト・アプリ

ここでは具体的に、デンマークのシェアハウス探しに使えるプラットフォームをご紹介します。
1. Airbnb
Airbnbは、短期の住まいを探すのにおすすめです。
長期で住むとなると、物件数が限られてしまったり、高額になってしまう可能性があるためあまりおすすめはできません。
Airbnbは、デンマークでの新生活を整えるための仮住まいを探すプラットフォームですね。
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2. Facebookグループ
デンマークでは、Facebookグループが賃貸情報のコミュニティとしてよく活用されています。
賃貸情報が掲載されているFacebookグループでは、現地の方を中心に、シェアハウスの物件情報が投稿されています。
物件探しのFacebookグループ- デンマークワーキングホリデー
- Find Room / Roommate in [滞在エリア名]
3. BoligPortal
BoligPortalは、デンマーク最大の賃貸物件検索サイトです。
物件掲載数が豊富で、様々な条件でフィルターをかけることができます。
無料で物件を見ることができますが、オーナーに連絡を取るには有料の会員登録が必要です。
ただし、BoligPortalでは詐欺物件も多いという口コミもちょくちょく見受けられます。
利用される際は、十分注意を払いましょう。
怪しい物件の見分け方

シェアハウスを探す際に気を付けてほしいのが、「詐欺」です。
物件情報には、詐欺を目的とした情報が掲載されていることもあります。
ここでは、怪しい物件の見分け方を解説しますね!
怪しい物件の見分け方- 異常に家賃が安い
- 物件の内見ができない
- 写真や情報が少ない
- 契約前に支払いを要求される
- 最近作られたFacebookアカウント
もっと詳しく解説します。
異常に家賃が安い
デンマークでは、主要都市では家賃が高いのが一般的です。
そのため、相場よりも極端に安い物件は、詐欺の可能性が高いです。
例えば、コペンハーゲン中心部で1部屋のシェアハウスが3,000 DKK以下で掲載されている場合、相場から大きくかけ離れているため注意が必要です。
「家賃が安い理由」をオーナーに尋ねるなどして、納得できる説明がない場合は避けるのが安全です。
物件の内見ができない
「現在、オーナーは海外にいる」「物件は人気で予約が埋まっているため内見ができない」などと説明される場合は要注意です。
正当な理由なく、内見ができないまま契約を進めようとするケースは詐欺の可能性が高いです。
できるかぎり現地で内見を行い、実際の物件を確認することが重要です。
写真や情報が少ない
掲載されている写真が少ない場合や、他のサイトからコピーされたような画像が使われている場合は、詐欺の可能性があります。
詳細な物件情報が記載されていない場合も怪しいです。
より詳しく情報を求め、信用できるかどうか確認してください。
契約前に支払いを要求される
契約を結ぶ前に、ボンドや初月の家賃を振り込むよう要求されることがあります。
特に、「他の入居希望者がいるから急いで支払ってほしい」といった催促は、詐欺の典型的な手口です。
デンマークでは通常、契約書の署名後に家賃を支払うのが一般的です。
契約前の振込は慎重に考えましょう。
最近作られたFacebookアカウント
Facebookで探す場合は、投稿者についても確認を行いましょう。
Facebookでは、詐欺師が新しくアカウントを作成して物件情報を投稿するケースが多く見られます。
これらのアカウントは短期間で削除されたりブロックされるリスクがあるため、すぐに新しいアカウントを作って詐欺を続ける手口が一般的です。
作成されたばかりのアカウントには、信頼性が低いことが多く、特に友達や過去の投稿がほとんどない場合は注意が必要です。
私のシェアハウス契約までの道のり

私のデンマークでの、実際のシェアハウス探しの道のりをご紹介します。
私は、余裕を持って部屋探しができるように、Airbnbの宿を1ヶ月分予約しておきました。
デンマークでの家探しは難しいと思っていたのですが、意外とすんなり決まった気がしますよ:)
みなさんの家探しもうまくいきますように!
【デンマーク出発前】シェアハウス情報収集開始
シェアハウスの情報は、日本にいる時からFacebookで始めました。
物件の相場などの感覚を掴むことができるため、「まだ物件探しは早いかな」という段階でも、日常的にチェックしてみるといいかなと思います。
私はオーデンセというエリアに住む予定だったので、「Find Room / Roommate in Odense」というFacebookグループをチェックしていました。
気になる物件が1つだけ見つかったので、とりあえずデンマークに到着後、内見できるかのアポイントメントを取りましたよ!
アポイントメントを取る際、Facebookの投稿で明確ではない点があれば、事前にチャットで確認しておきましょう!
私が事前に確認するのは、以下のような項目です。
事前の確認ポイント- 家賃(光熱費・水道代・Wi-Fi)
- デポジット
- 家具付きか?
【デンマーク8日目】1件目の内見を行う
デンマークに到着してから8日目に、デンマークで最初の内見を行いました。
この物件は、日本にいるときから連絡を取っていたところです。
ただ残念ながら、共有スペースが散らかっていることと、たばこの臭いが原因で、この物件は見送ることにしました。
- 部屋・共有スペースの状態
- キッチンの広さや設備
- ロケーション(交通網)
内見の際は、こういったポイントを確認しています。
【デンマーク11日目】Facebookグループへ投稿
この日は、Airbnbホストからのアドバイスで、Facebookグループに部屋を探してることを投稿でシェアしました。
投稿したのは、「Internationals in Odense」というグループ。
私の投稿をAirbnbのホストがシェアしてくれたこともあり、合計4つのシェアハウス情報をゲットすることができました。
【デンマーク12日目】2件目の内見
この日の内見は、Facebookの物件探しのグループで前日に見つけたものです。
都心から離れているため家賃が低く、エリアの雰囲気も素敵なところでした。
部屋を案内してくれた方がオーナーではなく、住人のひとりだったのもあって詳細が分からない部分もありましたが、物件自体も良さそうでした。
ただ翌日にも1件、内見の予定があったため、とりあえず保留にして翌日に再度連絡することに。
【デンマーク13日目】3件目の内見
この日の内見は、私のFacebookの投稿に返信してくれた方のお宅でした。
こじんまりとした部屋で、家賃もこれまでの物件と比べても安かったのですが、やっぱりたばこの臭いが気になる。。。
せっかくのデンマークのワーホリは素敵なところに住みたいなという希望もあり、2件目に内見した場所に決めることにしました。
【デンマーク17日目】お部屋決定!
この日は、2件目のお宅へ再度、内見に行ってきました。
もうすでに入居することは自分の中で決めていたのですが、最後にもう一度、オーナーに細かい条件を確認しておきました。
質問したこと- 自分で準備する必要のあるもの
- 消耗品はどのようにシェアしているか?
- 最低でも住まないといけない期間
- 退去時は、何週間前に連絡が必要か?
- 退去時に次のテナントを探す必要はあるか?
部屋を見たときに、「枕」と「掛け布団」がなかったため、自分で用意する必要があるのかを確認しました。
また退去時のルールに関しては問題なかったので、正式にこの部屋に決めました。
【デンマーク18日目】契約書
契約書に関しては、希望があれば作成するという形でした。
私はCPRナンバーの申請で契約書が必要だったため、お願いして作成してもらいました。
私が書類にサインすることはなく、デンマーク語の賃貸契約書がデジタルで送られてきたので、それをCPRナンバーの申請の際に提出しましたよ!
【デンマーク27日目】家賃の振り込み
入居日の数日前に、家賃の振り込みを行いました。
まだデンマークの銀行口座を開設していなかったため、Wiseを使って海外送金を行いました。
振込先の「IBN」と「口座の名義人」が分かれば簡単に送金できるので、とても便利です。
本人確認まで終わらせていると、デンマークでスムーズに送金を行うことができます。
まとめ

今回は、「デンマークでのシェアハウスの探し方と注意点」について解説しました。
シェアハウス探しは、初めての方にとって不安も大きいですよね!
とくに、入居前や退去時のトラブルは避けたいところです。
基本的な準備と確認事項を押さえれば、初めてでも安心して探すことができます。
信頼できるシェアハウスを借りるためにも、焦らず余裕を持って探すことが大切です!
ぜひこの記事を参考に、デンマークの住まい探しを成功させてくださいね!
ぜひ気軽に覗いてみてくださいね!
Hi there!皆さんこんにちは、solcoaです。 今回は、「ワーホリでの家探し」について解説します。 ワーホリでの家探しというと、こんなお悩みないですか? シェアハウスの探し方が分からない。 どんな[…]