今回は、最近読んだ本をもとに、わたしが感じたことを色々とシェアします。
\ 今回取り上げるのは、こちらの本! /
『機械仕掛けの太陽/知念実希人』
実はわたしは、知念小説の大ファンです。
彼の小説は、ほぼほぼ全部読んでます。
ほんと最高なんですよね〜!
どのくらい好きなのかというと、ニュージーランドに住んでた1年半の間に発売された新刊すべてを、帰国前にオンラインで注文して、帰国と同時に読み始めるくらい好きですw
(分かりづらい???w)
なので、今回の記事はファンのひとりごとのように捉えていただけたらと思います。
ではでは、本題に入ります。
※この記事はプロモーションを含みます。
本書のあらすじ
舞台はコロナ禍の日本。
コロナ禍で働く医療従事者の奮闘を描いた物語。
コロナが始まったことで、「婚約者と衝突してしまう看護師」や、「子どもと離れて暮らすことにする医師」。
ほかにも「町医者として奮闘する高齢医師」など、様々な医療従事者の生活が描かれています。
第一線で働いた彼らにも家族がいて、それまでの日常があった。
変わっていく世界を目の前に、コロナと向き合う大きな決断をし、日々精神をすり減らしながら職務をまっとうしていく。
同じ時代を過ごした私たちなら、簡単に想像できてしまうほど、リアルに描かれています。
彼らが理不尽な世の中を前に、何を思い、何を支えにしていくかは、現代社会で神経をすり減らしながら働く社会人にも共感できる部分が多くあるのではないでしょうか。
本書から受け取ったメッセージ
この本から私は、3つのメッセージを受け取りました。
本書から受け取ったメッセージ- 自分が何を信じるかによって人生が変わる
- 職場を心の拠り所にしてはいけない
- どこかで報われる瞬間がある
ひとつずつ説明しますね!
自分が何を信じるかによって人生は変わる
これは、わたしが本書を通して1番に感じたことです。
コロナ禍の世界では、デマに翻弄される人が多くいました。
なにが正しくて、なにが間違っているのか、判断するのが難しいことも多かったですよね。
「コロナなんて、ただの風邪だから怖くない」
「ワクチンは危ない」
「コロナなんてそもそも存在しない」
そう信じてしまい、感染症対策を怠ったことで、「コロナにかかって重症化してしまったり」、「大切な人にうつしてしまったり」と、後悔してもしきれない結果を招いた人も、そう少なくないのかもしれません。
でもこれは、コロナに限ったことではないですよね。
わたしたちは、それぞれに異なる考え方を持っていて、信じていることも人それぞれです。
「就職して安定した方が幸せ」と考えている人、
「自由に生きる方が幸せ」と考えている人、
「20代のうちに結婚したい」と考えている人、
「結婚はしなくてもいい」と考えている人。
正直、正解のないことばかりです。
だからこそ、自分が何を信じて、どう行動に移していくのかがとても大切だと思いませんか?
自分でちゃんと考えて決めた道であれば、きっと自分の行動に責任を持つことができる。
あとで後悔することも、失敗を人のせいにすることも少なくなるのではないかと感じます。
職場を心の拠り所にしてはいけない
本書では、コロナ病棟に配属された看護師や医師が多く登場します。
その中には、大きな使命感を持って業務に参加する方も…。
「誰もやりたがらないから、私がやらなきゃ。」
その使命感が、大きなモチベーションにつながることもありますよね。
でも、そんな彼らでも、先が読めない環境で奮闘するなかで、精神をすり減らしていってしまいます。
私も経験があるのですが、「自分がいなきゃ回らない環境」って、すごくやりがいもあるけど、メンタルを壊すきっかけにもなるんですよね。
自分の仕事ぶりに価値を見いだしすぎてしまうと、周りの成長が脅威になってしまったり、自分が評価されてないと不安になったりと、ネガティブな感情が大きく出てきてしまうことがあります。
周りからの承認欲求が増してしまうのも、想像に難くありません。
心あたりがあると感じた方は、きっとまじめさんです。
たぶん大切なのは、自分の価値を仕事ぶりではなく、「自分自身」に見いだすことなんだと思います。
どうやって???
って思いますよね。
それは、私にもまだ分かりません。。。汗
どこかで報われる瞬間がある
本書では、コロナ禍での「いろんな制限」と「激務」により疲弊する医療従事者たちが、「あっ、報われた。。。」と感じる場面が描かれています。
自分を信じて進んだ道でも、結果が出なかったり、思っていたような評価が得られないと、「自分の選んだ道って間違ってたのかな?」とか、「自分にはやっぱり難しかったのかな?」と、自分を疑ってしまう時期があるかと思います。
でもそんな時に、「労(ねぎら)いの言葉をかけてくれる人」であったり、「応援してくれる人」が1人でもいると、正直めちゃくちゃ救われますよね。
わたしにとっては、ブログであったり、インスタでの発信にやりがいを感じていますが、自分が好きでやってることでも、やっぱり反応がある方が嬉しいです!
人がやってることって、割と自己満なことも多いと思うのですが、その思いに共感して応援してくれる人の存在ってものすごく大きいですよね。
わたし自身、自分の信念みたいなものを持って挑戦する人たちが割と好きなのですが、そういう人たちに出会うと、なにか惹かれるものを感じるし、めちゃくちゃ応援しちゃいます。
自分の信じた道を進んで思っていたような結果が出ていなくても、どこかで自分の頑張りを見てくれている人や、応援してくれている人たちの存在に気づける瞬間が来るんじゃないかなと感じました。
まとめ
今日は、『機械仕掛けの太陽/知念実希人』を読んで感じたことをシェアしました。
最後まで読んでくださったあなたは、きっと人の考えにオープンなマインドを持っている方なんだろうなと思います。
ありがとうございます♪
知念実希人の小説が、私はほんとに大好きです。
特に『機械仕掛けの太陽』は、ぐっとくるポイントがたくさんありました。
小説は、自分の人生と照らし合わせて読むことも多いですよね。
だから、読む人によって「視点」や「受け取り方」が異なるところがまた面白いです。
ご興味あれば、ぜひ読んでみてくださいね。
Hi there!皆さんこんにちは、solcoaです。 いきなりですが、皆さんはどんなジャンルの本をよく読みますか? 私は数年前までは、ビジネス書や心理学の本をよく読んでいました。でも最近では、エッセイや旅本、デザイン本を多く[…]