Hi there!
皆さんこんにちは、solcoaです。
今回は、「シャドーイングの効果とやり方」について解説します。
● リスニング力をアップさせたい
● 英語学習に本腰を入れたい
こんなお悩みにお答えします。
記事の内容- シャドーイングのキホン
- シャドーイングのやり方
- シャドーイング学習に使える教材
英語学習効果が高いといわれている「シャドーイング」。
しかし、学習ハードルが高いと感じている方も多いのではないでしょうか。
シャドーイングには決まった取り組み方がなく、そのやり方はさまざまです。
その一方で、正しく学習できていないと、学習効果を十分に得ることができません。
この記事では、日常的に英語学習にシャドーイングを取り入れている私が、シャドーイングの学習方法を解説します。
正しいやり方を押さえて、英語力アップを目指しましょう。
シャドーイングのキホン
![シャドーイングのキホン](https://sol-coa.com/wp-content/uploads/2.jpg)
まずは、シャドーイングの基本情報をシェアします。
シャドーイングとは
シャドーイングとは、聞いた音声を即座にリピートする英語学習法です。
シャドーイングの特徴は、音声を聞き終えてからリピートするのではなく、音声を追いかけるようにリピートする点です。
そのため、音声を認識するリスニング力と、聞いた音を発音するアウトプット力の両方が必要となります。
元々は、通訳者のトレーニングとして使われていたそうですが、現在では多くの英語学習者がシャドーイングに取り組んでいます。
難易度の高い学習法として知られていますが、初心者からでも取り組むことができ、正しいシャドーイングの学習法を身に付ければ、英語力が徐々に上がっていくのを実感することができます。
シャドーイングの効果
シャドーイングの効果には、以下のようなものがあります。
1.リスニング力アップ
シャドーイングの学習では、前提として、音声を聞き取れるようになる必要があります。
音声を聞き取ったうえで、リピートを行うためです。
そのため、最初は聞き取れなかった英語の音でも、トレーニングに取り組む中で徐々に聞き取れるようになっていきます。
英語を理解できるようになるためには、まず「音声知覚」といって、音声を難なく聞き取れるようになる必要があります。
シャドーイングのトレーニングを通して、英語の「リズム」や「アクセント」を身に付けることで、音声知覚を容易に行うことができるようになります。
2.スピーキング力の土台を作れる
英語の音声をリピートすることで、スピーキングに必要な発音を鍛えることができます。
シャドーイング学習では、リピートしている自分の声を録音することが一般的です。
そのため、自分の発音を客観的に分析することができ、発音を改善していくことができます。
またシャドーイングでは、30秒~1分程度の音声をリピートします。
普段なかなか長文で英語を話す機会が無いという方でも、シャドーイングを行うことで、長く英語を話す機会を作ることができます。
こういったトレーニングが、のちのちの実際のスピーキングに活きていきます。
3.語彙や文法の苦手を潰せる
シャドーイングでは、課題の音声の内容をスクリプトを使って確認し、内容を100%理解する過程があります。
そこで、知らなかった単語を学び、身についていなかった文法をしっかりと復習する機会を作ることができます。
新しい表現方法を学び、それをしっかりシャドーイングの学習過程で繰り返し使うことができるため、学んだことを自分の知識として落とし込むことができるのです。
シャドーイングのやり方
![シャドーイングのやり方](https://sol-coa.com/wp-content/uploads/3.jpg)
では、私が以前行っていたシャドーイングのやり方を解説していきます。
この方法は本腰を入れてシャドーイングに取り組みたい方におすすめです。
シャドーイングには、他にもさまざまな取り組み方があります。
この方法が合わないという方もいらっしゃると思うので、そのときは、他の自分に合った学習方法を探してみてください。
1.音声を聞く(3回)
30秒~1分程度の音声を聞きます。
この際、意識してほしいのが「意味理解」です。
できるかぎり、内容を理解する意識で音声を聞きます。
2.スクリプトを確認する
音声を聞いたら、つぎにスクリプトを確認しましょう。
スクリプトを確認する際は、知らなかった「単語」や「文法」を、分かるようになるまでしっかり調べます。
スクリプトの内容を100%理解できるようにしましょう。
3.スクリプトを音読する(5回)
学習範囲の英文を口に馴染ませるウォーミングアップとして、スクリプトを音読します。
この際のポイントは2つあります。
まず1つ目は、「意味を意識する」ことです。
英文の内容を意識しながら音読を行うことで、英語の理解力を徐々に高めていくことができます。
そして2つ目が、知らない「発音」がないかをチェックすることです。
発音の仕方が分からない単語は、シャドーイングの際に引っ掛かりやすいポイントとなるため、正しい発音を確認しましょう。
4.スクリプトを見ながら音声をリピートする(5回)
いきなりシャドーイングは行わず、まずはスクリプトを見ながら音声をリピートします。
このときに意識してほしいポイントは、「音声」のリアルな発音です。
実際の英会話では、英語の音を「繋げたり」、「弱く発音したり」、「実際には発音しなかったり」と、さまざまな音の変化があります。
ここは「to」が「ル」と発音されてるなとか、「to」が「タ」と発音されてるななど、音の小さな変化も分析しましょう。
5.シャドーイングを行う(20回以上)
ここでやっとシャドーイングを行います。
シャドーイングのポイントは、「記憶に頼らないこと」です。
どういうことかというと、音声を何度も聞いていると、学習範囲の音声の内容を覚えてしまうことがあります。
記憶に頼ってシャドーイングを行ってしまうと、シャドーイングの学習効果が低減してしまいます。
シャドーイングの学習効果を発揮するためにも、シャドーイングに取り組む際は、「音」を頼りに音声をリピートしていきましょう。
そうすることで、リスニング力をアップさせることができます。
シャドーイング学習に使える教材
![シャドーイング学習に使える教材](https://sol-coa.com/wp-content/uploads/4.jpg)
シャドーイング学習は、教材選びも重要です。
教材選びのポイントは、「自分の英語レベル」にあったものを選ぶことです。
ここでは、初めてのシャドーイング学習におすすめの教材を3つご紹介します。
1.シャドテンアプリ
![1.シャドテンアプリ](https://sol-coa.com/wp-content/uploads/5.jpg)
シャドテンアプリは、プログリットが運営するシャドーイング学習専門アプリです。
シャドテンの最大の特徴は、英語学習のプロにシャドーイングを添削してもらえる点にあります。
学習難易度の高いシャドーイングは、なかなか学習を続けづらいのがデメリットです。
その点、シャドテンを利用すれば、シャドーイングの学習方法をプロに教えてもらうことができ、さらに学習継続をサポートしてもらうことができます。
一度学習方法が身に付けば、そのあとの自主学習にも活かすことができます。
「シャドーイングの学習効果を最大限高めたい!」という方に、ぜひおすすめしたいサービスです。
シャドテンは1週間無料でお試しすることができるので、一度サービスを試してみたいという方は、お気軽に挑戦してみてください。
シャドーイングの学習効果を高めるなら「シャドテン」2.TEDICT
TEDICTは、ディクテーションといって、聞き取った音声を書き出す学習法に特化したアプリです。
使い方次第ではシャドーイングの学習に活用することもでき、実際に、私も現在はこちらのアプリをメインで活用しています。
TEDICTの音声は1文程度と、とても短く区切られており、シャドーイングとしては少し物足りないのですが、軽くシャドーイング学習を取り入れたい方にはおすすめです。
TEDICTアプリについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
ぜひご参考ください。
Hi there!皆さんこんにちは、solcoaです。 今回は、英語学習アプリ『Tedict』を使ったリスニングの学習方法について解説します。 solcoa ● 動画を見ても全然英語が聞き取れない● 効果的にリスニ[…]
3.決定版英語シャドーイング 超入門
こちらは、シャドーイングの参考書です。
参考書を使うメリットは、体系的に学習を進めていける点にあります。
難易度の低いものから、徐々に難易度の高いものに挑戦していくことができるため、シャドーイングの音声選びに迷いたくないという方におすすめです。
まとめ
今回は、「シャドーイングの効果とやり方」を解説しました。
シャドーイングは、英語力アップにとても有効な学習法です。
ただし、正しい学習方法で取り組むことがとても大切です。
せっかく英語を学ぶなら、効果的な方法で学習に取り組みたいですよね。
シャドーイングは独学でも学習できますし、最初はプロのサポートを受けて学習方法をしっかり身につけるのも1つの方法です。
自分の英語学習の「本気度」や「モチベーション」などにあわせて、シャドーイング学習を取り入れましょう。
Hi there!みなさんこんにちは、solcoaです。 今回は、ワーホリ前におすすめの「英語コーチングサービス」をご紹介します。 この記事は、次のような方におすすめです。 ワーホリ前におすすめの英語コーチング[…]