Hi there!
皆さんこんにちは、solcoaです。
今回は、オークランドのバリスタスクール「Barista Academy(バリスタアカデミー)」について解説します。
● ローカルのバリスタスクールに通いたい
● どんなことを学ぶの?
こんなお悩みにお答えします。
記事の内容- バリスタアカデミーってどんなところ?
- 英語力はどのくらい必要?
- 学ぶこと/学ばないこと
ニュージーランドでバリスタをする経験ってなかなか無いですよね。
ニュージーランドのコーヒー文化は、日本で一般的なコーヒー文化とはまた違っていて、知っていくととても面白いなと感じます。
そんなニュージーランドは、コーヒー大国!
コーヒーのクオリティが高く、バリスタのスキルが高いことで定評があります。
そんなニュージーランド仕込みのバリスタスキルを学ぶためにも、バリスタアカデミーは悪くない選択肢かもしれません。
バリスタアカデミーってどんなところ?
まずはバリスタアカデミーに関する基本情報を解説します。
バリスタアカデミーの基本情報
バリスタアカデミー(正式名称:The Barista Academy)は、ニュージーランドのオークランドにあるバリスタ学校です。
ここでは多くのコースを提供しており、最短では2時間で修了するコースも用意されています。
そのため、自分のニーズやスケジュールに合ったコースを選択することができます。
バリスタアカデミーのコース一覧- 2 Week Pro Course
- 5 Day Pro Course
- 2 Day Barista Bootcamp
- School Holiday Barista
- 3 Hour Barista Essentials
- 2 Hour Latte Art Essentials
- Barista & Bartender ‘Hire Me Now’ Package
スクールの雰囲気
私は実際に「2 Week Pro Course」を受講しました。
受講時のスクールの雰囲気を、以下にシェアします。
スクールの詳細- 受講日:月~金
- 受講時間:2時間/日
- 先生:(たぶん)ニュージーランド人
- 生徒数:6名
- コーヒーマシンの数:4台
- 雰囲気:黙々とコーヒーマシンに向き合う雰囲気
バリスタアカデミーはローカルのバリスタ学校のため、現地の人も通う学校です。
実際に私が受講したときもアジア人は半数で、残りは現地の方だったかと思います。
授業ももちろんネイティブスピードで進んでいくため、ある程度の英語力は必須です。
実際は、説明の時間よりも、コーヒーマシンに触れる時間が圧倒的に多いため、コーヒー作りの理論を予習しておけば、英語力の面も多少カバーできるかと思います。
英語力はどのくらい必要?
英語力は、CEFRでいう「B1レベル」は最低限必要かと思います。
実際に私も、英語レベル「B1」で、スクールを受講しました。
コーヒーに関してある程度知識のある私でしたが、それでもギリギリ授業についていけた感じでした。
ちょくちょく大事な部分を聞き取れなかったりもしたため、英語力はなるべく高いほうがいいかなと思います。
また、ニュージーランドのアクセントに慣れていないと、最初はよりリスニングの面で苦労するかと思います。
高い英語力があるに越したことはありません。
下にご紹介しているのは、バリスタアカデミー受講前に予習しておきたいという方におすすめのYouTubeのプレイリストです。
コーヒーの専門用語に慣れるという意味でも、チェックしてみるのもいいかなと思います。
バリスタアカデミーで学ぶこと
バリスタアカデミーでは、「2 Week Pro Course」を受講しました。
このコースは、バリスタの基礎からラテアートまでを学べるコースです。
以下に、本コースで学んだことをシェアします。
①ミルクのスチーミング
ミルクのスチーミングは、スクールの初日から何度も練習します。
「フォームミルクの質」や「適正な温度」など、質の高いミルクをスチームできるように練習します。
基本的には、洗剤を薄めた水を使って練習します。
そのため、実際のミルクを使ってスチームすることはほとんどありません。
②グラインダーの調整
グラインダーでは、コーヒー豆の挽き具合を調整します。
コーヒー豆の挽き具合でエスプレッソの味が大きく変わるため、グラインダーの調整方法は、バリスタとして働く上でとても大切な知識です。
③エスプレッソの抽出
もちろん、エスプレッソの抽出方法も学ぶことができます。
エスプレッソの抽出では、「グラインダーの使い方」「コーヒー豆の適正な量」「タンプの仕方」など、質の高いエスプレッソショットを抽出する方法を学びます。
④ラテアート
スクールも後半になっていくと、ラテアートの仕方を学びます。
ラテアートでは、最初はシンプルな「ハート」を学び、それができると「チューリップ」などといったアートを練習していきます。
私の場合、スクールだけでは自信がつくほどのアートスキルは身につきませんでしたが、それでも先生からしっかりラテアートについて学ぶことができます。
あとは自主練を続けるのみです。
⑤エスプレッソドリンクの種類
スクールでは簡単に、エスプレッソドリンクについて解説してくれます。
具体的には、以下のようなドリンクに関する説明です。
エスプレッソドリンク- ショートブラック
- ロングブラック
- アメリカーノ
- フラットホワイト
- ラテ
- カプチーノ
- モカ
ただし、具体的なレシピはカフェにより異なるため、すべてのドリンクをスクールで作るわけではありません。
またニュージーランドの北島と南島でも、エスプレッソドリンクの定義が異なることがあります。
実際には、勤め先のカフェのレシピに倣いましょう。
スクール期間中に作成するのは、主に「フラットホワイト」や「ラテ」「カプチーノ」です。
バリスタアカデミーで学ばないこと
バリスタアカデミーの「2 Week Pro Course」は充実の内容ですが、本コースだけではカバーされていなかった部分もありました。
ここでは、このコースでカバーされていなかった内容をシェアします。
①コーヒーマシンのメンテナンス方法
バリスタアカデミーでは、コーヒーマシンのメンテナンス方法については学びません。
普段のバリスタ業務では、お店のクローズ時に必ず薬品を使ってコーヒーマシンを綺麗にします。
そのため、コーヒーマシンのメンテナンス方法に関しては、実務のなかで学んでいく必要があります。
②植物性ミルクの扱い方
ニュージーランドのカフェには、基本的に植物性のミルクが用意されています。
植物性のミルクは、牛ミルクとはまた質が異なっているため、牛ミルクをスチームするのとはまた違ったテクニックが必要です。
しかしバリスタアカデミーでは、スチームの練習として石鹸水を使います。
そのため、植物性のミルクのスチーム方法も、実践の中で学んでいく必要があります。
③トライアル対策
バリスタとして働く際、採用前にトライアルを受けることがあります。
トライアルの方法はカフェにより異なり、実際に働いてみたり、コーヒーを作ってみせたりと様々です。
そういったトライアル対策も、スクールの中では学ばないため、実際にトライアルを経験しながら学んでいく必要があります。
バリスタアカデミーを受講してみて
バリスタアカデミーでは、バリスタスキルの基礎を学ぶことができます。
一方で、スクールのなかで学べないこともあり、実際にカフェで働きながら学べることも多いです。
またバリスタアカデミーは、ローカルのスクールということもあり、英語にも苦戦しました。
しかし、このように自分をチャレンジできる機会はなかなかないですよね。
ニュージーランドのコーヒーは、クオリティが高いことに定評があり、バリスタアカデミーでは、ニュージーランド仕込みのバリスタスキルを学ぶことができます。
バリスタアカデミー卒業後は、ローカルのカフェでバリスタとして働くことができました。
カフェではバリスタアカデミーで学んだことをもとに、スキルアップしながら充実したワーホリ生活を送ることができました。
退職した今でも、こんな特別な経験ができてよかったと感じています。
今回は、「Barista Academy(バリスタアカデミー)」について解説しました。
この記事が、バリスタスキルを学びたいみなさんの参考になっていれば嬉しいです。
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