Hi there!
皆さんこんにちは、solcoaです。
今回は、「完璧主義をやめる方法」について解説します。
● しっかり休む習慣を作りたい
● 先延ばしにする癖を直したい
こんなお悩みにお答えします。
記事の内容- 完璧主義について
- 完璧主義のサイン
- 完璧主義の解消方法
日々のTo doリストに追われて、疲れ切っていませんか?
To doリストを作ってみたのはいいものの、全部こなせる気がせず、何もやる気が出ないなんて日もあるかと思います。
目標高く日々を充実させるのは素晴らしいことです。しかし、すべてを完璧にこなさなきゃと考えてしまうと、逆に負担に感じてしまい何もやる気が起きない状況に陥ってしまいます。
それではもったいないですよね。
まずは完璧主義な考え方を理解して、コツコツ前進する力を手に入れましょう。
完璧主義とは?
まずは完璧主義について簡単に解説します。
自分に多くを求めすぎてしまうこと
完璧主義とは、自分自身に高すぎる基準を設定してしまい、何をするにもミスのない完璧な対応を期待してしまうことです。
そのため完璧主義な人間に、間違いを起こしてしまったときや業務を完了できなかった場合に、自分には価値がないと感じてしまう傾向があります。
またそれが原因となり、「大きなストレス」や「自分自身への失望」を感じてしまうのです。
完璧主義者は、不完全なものを受け入れることに抵抗を感じてしまうため、常に完璧を目指して努力します。
私たちは目標を設定し努力を続けることはできますが、常に物事を完璧にこなすことはできません。
時には中途半端や不完全さを受け入れる器の広さも必要です。
なぜ完璧主義に陥ってしまうのか
完璧主義に陥ってしまう原因には、以下のようなものがあります。
完璧主義に陥る原因- 失敗への恐怖
- 承認欲求
- 不安感
- 自分への期待値が高い
- 考え方が極端
- 生まれ育った環境の影響
- 強迫性障害などの精神的問題 など
完璧主義がもたらす悪影響
完璧主義でいることは、メンタル面に悪影響を与えてしまいます。
完璧主義がもたらすメンタルの問題- 燃え尽き症候群
- ストレス
- うつ
- 不安感
- 強迫性障害 など
その他にも日常生活の中で、自分を過小評価してしまったり、タスクを先延ばしにしてしまったりといった影響を与えることも少なくありません。
完璧主義の7つのサイン
ここでは、完璧主義に陥っている人の7つのサインをご紹介します。
極端に考えてしまいがち
完璧主義な人間は、高い目標を設定し、目標達成へ向けて懸命に努力します。
しかし完璧主義な人間は、完璧に物事をこなさなければ満足することができません。
たとえベストを尽くしたとしても、完璧でなければ受け入れることができないのが特徴です。
自分を否定的に見てしまう
完璧主義な人間は、自分に対してとても批判的です。
自分のできたことよりも、「自分の犯した間違い」や「完璧にできなかった部分」にどうしても意識が向いてしまいます。
大きな不安や恐怖を感じてしまう
完璧主義な人間は、目標を完璧に達成できないことに大きな不安を感じてしまいます。
一方で、一般的な人間であれば、少しでも前進できたことに満足することができます。
いきなり大きな目標を設定してしまっている
最初から手の届かないような目標を設定してしまうのも、完璧主義な人間の特徴です。
完璧主義者は非現実的な高い目標を設定する傾向が強く、自分のレベルが求めるものよりも低いと、それを成功とみなすことができません。
結果を重視する
一般的に、必ずしも成功が重要とは限りません。
成功よりも目標に向かって取り組んだ過程を大切にするという人も、少なくないのではないでしょうか。
一方で、完璧主義な人たちは、結果主義な傾向があります。
失敗を避けることと、目標を達成することに焦点を当ててしまうため、その過程を楽しめないのも特徴です。
そのため、物事が期待通りに進まないと、自分を否定的に見てしまいます。
物事を先延ばしにしがち
これは意外ですが、完璧主義者は物事を先延ばしにしてしまう傾向があります。
完璧にタスクをこなせる見込みがない場合や、失敗の可能性を感じてしまうと、やる気がでないためです。
完璧に終わらせられないことを恐れて、結果的に何も手につかなくなってしまうことがあります。
自己評価が低い
完璧主義な人間は、自分自身に厳しいこともあり、自己評価が低い傾向にあります。
また厳格な性格から周りの人間も遠ざけることがあり、孤立してしまうことも少なくありません。
これが自尊心をさらに低下させ、自己イメージや人生の満足度を下げてしまいます。
完璧主義を解消する7つの方法
それでは完璧主義を解消する方法をご紹介します。
1.完璧主義な考え方に気付く
完璧主義を解消する最初のステップは、自身の完璧主義的な考え方に気付くことです。
少し時間を取って、自分に当てはまる完璧主義的な思考パターンを振り返ってみましょう。
普段から「もっと頑張らなきゃ!」と考えてしまったり、毎日ベストを尽くそうとしていませんか。
自分の考え方の癖を知ることで、完璧主義に陥ってしまったときに、自分をより多角的に捉えることができるようになります。
2. 失敗も受け入れる
失敗することを自分に許すことで、失敗することへの恐怖を軽減することができます。
私たちは失敗から学ぶことができます。失敗することで、物事を改善して行くことができます。
完璧になろうとするのではなく、目標達成までの過程で得られる学びを楽しむ練習をしてみてください。
3. 目標設定の仕方を工夫する
完璧主義な人間は、非現実的な目標を設定する傾向があります。
そのため理想と現実のギャップに圧倒され、簡単にやる気を失ってしまいます。
その傾向を踏まえて、大きな目標を細分化して、小さなことから達成していく意識を持つのが大切です。
また私自身は、目標設定の際にビジョンボードを作成するようにしています。
ビジョンボードを作成することで、目標を達成した自分をイメージできるようになり、理想と現実のギャップを埋めるのに役立ちます。
ビジョンボードの作成方法については、以下の記事で紹介しています。
Hi there!皆さんこんにちは、solcoaです。 今回は「ビジョンボードの作り方」について解説します。 solcoa ● 目標に向けてモチベーションを上げたい!● ブレないメンタルを作りたい!● ビジョン[…]
4. 自分にプレッシャーをかけすぎない
完璧主義者は、自分自身に大きなプレッシャーを与えてしまう傾向があります。
自分に高すぎる期待をすることをやめ、ありのままの自分を受け入れる方法を学びましょう。
少しだけでも目標に近づけたのであれば、問題ありません。
完璧は存在しないものだと認識し、「その日のベストは尽くした」と自分を労わることが大切です。
以下でご紹介しているのは、「いま出せる力の100%を出す」という言葉が印象的なイチローさんのインタビュー動画です。
ご興味のある方はぜひチェックしてみてください。
5. 先延ばしにしない
先にも述べましたが、完璧主義者は物事を先延ばしにする傾向があります。
自分のやるべきことを完璧にこなせる見込みがないと、サボる言い訳を考え怠けてしまいます。
ただ怠けている自分もストレスに感じてしまうため、先延ばしにする癖をやめる対策が必要です。
「何もしないよりはマシ」と自分に言い聞かせ、最低限できることに取り組む意識を持ってみましょう。
6. 休みを取る大切さに気付く
完璧主義な人間は、プライベートよりも仕事を優先してしまう傾向があります。
働きすぎて余裕がなくなってませんか?
仕事以外の時間も仕事について考えてしまうという方も多いかと思います。
計画的に休みを入れて息抜きしてみましょう。
個人的には、今までにやったことのないチャレンジをしてみるのがおすすめです。
意識的にリフレッシュすることで、また新たな気持ちで目標に向かうことができるかと思います。
7. 自分を労わる
完璧主義者は、日々緊張状態にあることも多いかと思います。
日常の中で、自分を労わる時間を作るのもおすすめです。
健康に気を使ってみたり、趣味に取り組んでみたり、気の合う人と会ってみたり、日常にほっと一息付ける時間を作ってみましょう。
まとめ
今回は、「完璧主義をやめる方法」について解説しました。
完璧主義すぎると、日々疲れてしまいますよね。
ほどよく自分をゆるめつつ、最低限のことはしっかりこなすメンタルづくりが重要かなと思います。
今回の記事が、目標に向かう皆さんの肩の力を少しだけでもほぐせたなら幸いです。