自分はダメな人間?ありのままの自分を認める9つの方法を解説

Hi there!
皆さんこんにちは、solcoaです。

今回は「自分を認める方法」について解説します。

 
solcoa
● どうしても自己嫌悪から抜け出せない。
● 自分を否定的に見てしまう。
● 自分に完璧を求めてしまう。

こんなお悩みにお答えします。

 記事の内容
  • 自分を認めるとは
  • 自分を認めることが難しい理由
  • 自分を認める方法

私たちのほとんどは、自分自身を完全には認めることができません

自分の強みに関しては簡単に受け入れることができても、自分の欠点や失敗に関しては否定的に捉えたり、拒絶してしまいがちです。

もし必要以上に自分を責めたり、否定的に捉えたり、過去の過ちや失敗を許せないといった経験がある場合、自分を認める力が欠けているかもしれません。

必要以上に自分を責める必要はありません

この記事を参考に自分を認める術を学び、自分らしさに磨きをかけましょう!

自分を認めるとは?

まずは自分を認めることについて解説します。

ありのままの自分を受け入れること

自分を認めるとは、ありのままの自分を受け入れるということです。人にはそれぞれ「良い部分」と「好ましくない部分」が存在します。その「ポジティブな一面」と「ネガティブな一面」の両方をありのままに受け入れることが「自分を認める」ということです。

自分を認めることは、「自分自身の価値がそれぞれの「個性」や「言動」に左右されないものであることを理解することにあります。

自分を認めることで自分に対してより自信が持てるようになり、周りからの評価にも動じにくくなります

多くの人は自分を認めることよりも、自分のネガティブな一面を変えようとする傾向にあります。そのため人は自分の受け入れがたい部分を隠したり、見ないようにしたり、あるいは拒絶してしまうのです。

それでは生きることが苦しくなってしまいます。

真に自分を認めるとは、自分がどんな人間であるかについて否定的な感情や判断を持たずに、自分の「ポジティブな面」と「ネガティブな面」の両方を認めて行動を改善していくことにあります。

自分を認められないとどうなる?

私たちの多くは、自分自身を完全には受け入れることができません

私たちは自分の長所を高く評価することは簡単なのですが、自分の欠点や失敗に関しては簡単に受け入れることができず、隠したり目を背けたりしてしまいます。

なかには自分に厳しいあまり、自分のネガティブな面に関して拒絶感を抱いてしまう方もいますよね。

ありのままの自分を受け入れる姿勢は、幸せな生活を送るためにも重要な要素です。自分を認めることができない場合、必要以上に自分自身に対して批判的になり、自分の欠点や失敗に執着してしまいがちです。

自分に対する否定的な感情は、自分の望む人生の実現を遠ざけてしまいます。

自分を認められるようになるとどうなる?

自分を認めることは、気分の落ち込みを防いだり、より前向きに物事を捉えられるようになるなど、心の健康にポジティブな影響を与えます

ほかにも、自分を認めることで得られるメリットは以下のとおりです。

 自分を認めるメリット
  1. 感情をコントロールしやすくなる
  2. 自分を許せるようになる
  3. 自信がつく
  4. 自分を大切にできるようになる
  5. 自分らしくいられるようになる

さらに詳しく解説します。

1. 感情をコントロールしやすくなる

自分を認める力が欠けてしまうと、自分の感情をコントロールする力が弱くなってしまいます。そのため不安やストレスを感じ、メンタルの不調や感情の爆発へと繋がります。

一方で、「自分を認める力」はポジティブな感情を生み、心身ともに満たされた状態を作り出します。自分を認めることで、前向きになり、さらにストレスやメンタルの病気から自身を守ることができます。

2. 自分を許せるようになる

自分を認められるようになると、自分自身を批判的に見ることが少なくなります。そのため、自分自身に対してより前向きかつ思いやりを持ち、さらにバランスの取れた見方をすることができるようになります。

自分自身を批判的に見てしまうと、そこから気分が落ち込み、自分自身を客観的に捉えることが難しくなってしまいますよね。

しかし一度自分を認めることで、自分自身をバランスよく捉えることができるようになり、ネガティブな思考や感情のサイクルから抜け出すことが可能になります。

バランスよく自分自身を見つめることができれば、自分の許されるべき部分と、反省すべき部分を判断できるようになります。

3. 自信がつく

自分を認めることができると、より自分に自信を与えることができます。

自信がつくことで、あなた自身のネガティブな一面が、自分自身の価値を決めるものではないことを理解できるようになります。

そしてより前向きに行動を起こすことができるようになり、あなたの夢の実現に向けてより積極的になることができるのです。

また、失敗さえも前向きに捉えることができるようになり、成功するための学習の機会であると理解できるようになります。

自信は自立も促してくれます。自立心を持つことで、周りからの承認を得ることなく、自分自身の意志で物事を決めていくことができるのです。

4. 自分を大切にできるようになる

自分を認めることで、自分を大切にする心を持つことができるようになります。

自分を大切にする気持ちは、メンタルの調子や幸福感にポジティブな影響を与えてくれます。

自分への思いやりの心を英語で「セルフコンパッション」というのですが、このセルフコンパッションは「親友に与えるのと同じやさしさと気遣いを自分に与えること」だと説明されています。

自分自身を批判的に見るのではなく、一人の人間として大切に扱うことが大切なのです。

セルフコンパッションを育むことで、失敗したときや自分のネガティブな面が出てしまったときでも、自分に優しくなり挫折に対する回復力が高まります

5. 自分らしくいられるようになる

自分を認める力が欠けていると、本来の自分を出せなくなってしまったり、抑え込んでしまいます

そうなってしまうと、人は次第に疲れ果ててしまいますよね。

自分を認めることで、他人からの評価があまり気にならなくなり、よりありのままの自分を表現できるようになります。

自分を認めることはどうして難しいのか?

自分を認めることは簡単なことではありません。ではどうして自分を認めることは難しいのでしょうか。

ここでは、自分を認めることが難しい理由を6つ解説します。

 自分を認めることが難しい8つの理由
  1. 自分に問題があると考えてしまう
  2. 自分には価値がないと考えてしまう
  3. 自分に条件を課してしまう
  4. 社会のルールに従って生きようとしている
  5. 周りがあなたに協力的ではない
  6. 自分には理解しがたい個性があると感じている

1. 自分に問題があると考えてしまう

あなたは自分の人生に起きる出来事に関して、自分に問題があると感じていませんか

たとえば周りの人が冷たいと感じる場合や、誘いを断られた場合など、あらゆる場面で原因が自分にあると感じてしまっているかもしれません。

少なくとも100%あなたに問題があるということはありません

2. 自分には価値がないと考えてしまう

自分には価値がないとか、自分は基本的に嫌われやすいなどと考えていませんか。

自分に引け目に感じる必要はありません。自分の持ってる魅力に気づき、ありのままの自分を認めましょう。

3. 自分に条件を課してしまう

自分を認めるにあたって、自分に条件を課してしまってはいませんか。

たとえば、しっかりお金を稼いでいないといけない、見た目が良くないといけないなどなど…。

しかし、自分の理想に辿り着いた所で、まだ自分を受け入れることができないことに気づきます。

自分を認めるのに条件は必要ありません。今のありのままの自分を認めてあげてください。

4. 社会のルールに従って生きようとしている

社会には「常識」や「ステレオタイプ」など、生まれ育った環境や文化に応じて決まった考え方がありますよね。

お家や学校など、あらゆる場面で常識に従うことを求められてきたかと思います。

でも「常識」や「ステレオタイプ」に縛られすぎる必要はありません。

周りと考え方が違っていてもいいんです。自分の心に従いましょう。

5. 周りがあなたに協力的ではない

もし「家族」や「友達」「上司」など、あなたの周りにいる人たちが、あなたに対して否定的だと、自分自身を認めることがより難しくなります。

そんな時は環境を変え、あなた自身をポジティブに捉えてくれる人と関わるようにしましょう。

6. 自分には理解しがたい個性があると感じている

自分には理解しがたい個性があると感じるのは、あなただけではありません。理解しがたい個性とは、あまり人に見せられないような個性のことを指します。

ありきたりではありますが、完璧な人間は存在しません。

自分の個性を受け入れられないときは、少しユーモアや寛大さをもって自分自身を捉えてみるようにしましょう。

自分を認める9つの方法

ではどうすれば自分をより認めることができるようになるのでしょうか。

そのコツを9つシェアします。

 自分を認める9つの方法
  1. 自分を成長途中の人間だととらえる
  2. 自分自身を自分の実績と切り離して考える
  3. 自分の長所を認識する
  4. 自分自身をどう捉えているのかを認識する
  5. 他人の評価が自分にどう影響を及ぼしているのかを知る
  6. 批判的な自分を黙らせる
  7. 自分が大切な存在であることに気づく
  8. 罪悪感を感謝の言葉に変える
  9. 愛のある人たちと関わる

1. 自分を成長途中の人間だととらえる

人間は日々進化している生き物であり、あなた自身もまだ完全体ではありません。その事実に気付くと、自分の欠点も受け入れやすくなります。

あなたはまだ伸びしろだらけです。自分のペースで少しずつ成長していきましょう。

2. 自分自身を自分の実績と切り離して考える

自分自身を受け入れることは、とても難しいことです。なぜなら、人は自分の出来ていないことに対して劣等感を抱いてしまうからです。

普段から私たちは「成績」や「業績」「学歴」など、あらゆる指標で評価されてますよね。

自分自身の実績から自分を切り離して、ありのままの自分を認めましょう。

3. 自分の強みを認識する

自分の強みを認識するのは、とても大事なことです。自分自身の強みを知ることで、自分への捉え方をポジティブなものに変えてくれます

ぜひ自分自身の強みをリスト化してみましょう。

4. 自分自身をどう捉えているのかを認識する

自分が「自分自身をどう捉えているかを知る」ことも重要です。

そうすることで、自分を過度に批判的に見ていないか気づかせてくれます。自分を批判的に見すぎてしまうと、自分を認めることが難しくなってしまいます。

自分自身について感じている否定的な考えを書き出し、過度に批判的に見てしまっていないか確認してみましょう。

5. 他人の評価が自分にどう影響を及ぼしているのかを知る

私たちは普段から周りの評価を気にしています。そして周りからの評価を、自分自身に取り入れてしまうことがあります。

自分への批判的な意見を、取り入れる必要はありません。自分の基準で判断し、改善する必要がある場合のみ参考にしましょう。

6. 批判的な自分を黙らせる

私たちは少なからず、自分自身を批判的に見ることがあります。自分自身の「知力」や「外見」「実績」に対し、自分自身に対し否定的な考えが生まれてしまいます

自分を批判的に見ることをやめることで、自分自身を思いやることができたり、許すことができたり、受け入れることができるようになります。

自分自身に対してネガティブな考えが浮かんだ場合は、その考え自体を否定し、自分のポジティブな面を思い出すようにしましょう。

7. 自分が大切な存在であることに気づく

あなたも他者と同じく大切にされる価値があります。まずは自分の存在価値を認めましょう。

「他人の考え」や「感情」「意見」から自分の存在価値を判断するのは簡単で、非常に一般的です。

しかし自分の価値を他人の決定に委ねるのではなく、自分自身の基準で判断してください。他人からの評価を必要とせずに、自分自身を検証し、価値を認める方法を学びましょう。

8. 罪悪感を感謝の言葉に変える

私たちは過去の失敗から学ぶことができます。失敗から学べることが多いことを理解していると、より生産的に過去の失敗と向き合うことができます。

失敗することは人生の一部であることを受け入れる練習をしましょう。

あなたが罪悪感を感じた言葉や行動を書き留め、それがどう学びに繋がったかを感謝の言葉と共に書き加えてみてください。

9. 愛のある人たちと関わる

自分を認め、愛してくれる人たちと関わるようにしましょう。あなたを否定したり、批判的に見る人と一緒の時間を過ごすと、自分自身を受け入れることが難しくなってしまいます。

あなたをサポートし、応援してくれる人と関わることを心がけてください。

あなたが、ありのままの自分を受け入れる後押しになります。

まとめ

今回は、「自分を認める方法」について解説しました。

そもそも自分を批判的に見てしまうことは、悪いことではありません。

自分を批判的に見ることで、自分の改善できる点を見つけることができたり、より高い目標に向かうモチベーションを得ることができるからです。

しかし過度に自分を批判してしまうと、メンタルの不調や病気に繋がってしまいます。

自分を認めるスキルをしっかりと身に付け、より自分らしく輝ける人生を送ってください。